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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

漢字

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字源

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「伝」には複数の起源が存在する(別字衝突)。

  • 形声。「」+音符「」。擬態語に使われる文字だが、使用された例は数少ない。
    班固白虎通
    魂魄者何謂也。魂猶伝伝也、行不休於外也。主於情。魄者迫然著人主於性也。魂者、芸也、情以除穢。魄者、白也、性以治內。
  • (日本)の略体(「」→「」と同様)。「傳」については傳#字源の項目を参照。

意義

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  1. (廃字)霊魂が現れるさま。
  2. (日本)つたえるつたわる

日本語

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教育漢字 (第4学年)

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名詞

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  1. つててがかり。てづる。縁故
  2. デン)人の生涯の記録。伝記
    • 偉人伝
  3. デン)言い伝え。伝承
    • 伝源頼朝像
  4. デン、しばしば、「この伝」「その伝」として)やり方、過去の例。

熟語

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中国語

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*

  • 現在では廃字、日本の新字体「伝」の異体字については又は参照

朝鮮語

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文字情報

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U+4F1D, 伝
CJK 統合漢字-4F1D

[U+4F1C]
CJK統合漢字
[U+4F1E]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1027-1: 0x216F
漢点字 六点漢字
字典掲載
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 462'
新潮日本語漢字辞典 (2008) 248
角川大字源 (1992) 175
講談社新大字典 (1993) 331
大漢語林 (1992) 220
三星漢韓大辞典 (1988) 204ページ, 14文字目
漢語大字典 (1986-1989) 1巻, 117ページ, 16文字目