出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 「禪」の略体(單」→「単」の類推)。「禪」については禪#字源の項目を参照。
- 古代中国の天子による祭祀の一種。壇を築いて天をまつることとしている字書が多いが、「封禅」というときの「封」がその意味で、地面を平らにして地をまつるのが「禅」であるともいう。
- 天子が位を譲ること。禅位。→禅譲。
- 瞑想などの意。
- 古代インドの文化・宗教における伝統的な瞑想法。
- 仏教の瞑想法。特に、禅宗化されたそれ。坐禅。
- 禅宗のこと。
意義3: サンスクリット ध्यान (dhyāna ディヤーナ), パーリ語 jhāna (ジャーナ, ジュハーナ) から。その訛った発音の音写。また、禅那が原語の音写。また、「禅定」の「定」は原義の意訳という。
(読みはすべて「ぜん」)
- 何ごと(何もの)にも執着せず、また、それらに揺るがされることのない、落ちついて清く澄んだ静かな心。また、さとりの境地。
- 1のような心の状態に到達するための修行や生活のしかたのこと。しばしば比喩としても用いる。例:書(書道)は禅だ。
- 2のうち特に、坐禅のこと。また、瞑想のこと。
- 禅宗のこと。
- 天子が位を譲ること。禅位。→禅譲。
- 四角号碼: 32256 / 39256 / 3925.63225.6
- 倉頡入力法: 戈火金田十 (IFCWJ)
字典掲載
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
24754/24787' |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
8143 |
角川大字源 (1992) |
6752 |
講談社新大字典 (1993) |
11239 |
大漢語林 (1992) |
7922 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
1265ページ, 8文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
4巻, 2402ページ, 7文字目 |